あと数ヶ月で新NISAが始まりますが、ちょいちょい見かけるこの発言。
「新NISAが始まったら投資する」
いやいやいや。
なぜ、今始めない?!
とワタシが思う理由を書いてまいります。
今から始めれば、非課税枠は1,840万円
第一に、今年の非課税枠を使わないのは勿体ない、ということ。
新NISAの非課税枠は1,800万円ですが、今年のつみたてNISAも40万円の非課税枠があるので、今年から積み立てを始めれば、合わせて1,840万円の非課税枠ができるのです。
今年の40万円は20年の期限付きですが、それまでに取り崩すこともあるでしょうし、20年後に枠の余裕があるなら新NISA口座に、なければ特定口座に移せばいいでしょう。
やる気があるうちに積立設定しておくべき
やる気とか興味とかというものは、一時的に盛り上がって、そして冷めていくものです。
「(2024年から)積立投資をやろう!」と思った今、つみたてNISA口座を作って、1万円でも5,000円でも積立設定してしまいましょう。
(今、NISA口座を作っておけば、2024年1月に自動的に新NISA口座が作られます)
2024年にやる気が下がっていても、毎月自動で投資してくれます。
口座開設その他は手間と時間がかかる
NISAを始めるのには、いろいろ手続きが必要です。
最低限必要なのは、
○証券口座開設
○NISA口座開設
だけですが、ポイントを集めたり、出入金を楽にしたりするとなると、
(例として楽天証券の場合を挙げると)
○楽天ポイント
○楽天カード
○楽天キャッシュ
○楽天銀行
などの申込み・設定が必要になります。
また、申込みや設定にはけっこう時間がかかります。
サイトには「スマホで楽々!」「最速○営業日後で開設!」みたいなことが書いてあったりしますが、いざ手続きしようとすると、
「これはどういう意味?」
「ここは『あり』にすべき? それとも『なし』?」
みたいな疑問が出てきて、それを調べたりするのに時間が取られます。
(でも、慎重なのはいいことです。
かつて楽天カードで初期設定がリボ払いになっていた、なんてこともありましたから)
ギリギリになってから一気にやろうとして慌てることがないよう、今からサクサクやってしまいましょう。
また、ワタシの勝手な予想なんですが。
一部の証券会社や銀行では、新NISAの手続きが2024年1月に間に合わないとか、「1月から始めるためには○月○日までに申し込んでください」とか、そういう事態が起こってしまうんじゃないかと思うのですよ。
そういったことに巻き込まれないためにも、早めに、つみたてNISAのうちに始めてしまうのが吉かと思います。
まとめ
まとめると、
2023年分の40万を無駄にするな!
やる気のあるうちにやれ!
手続きは時間がかかる!
だから、今やれ。
になります。
新NISAでの投資を考えている方、行動はお早めに!
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