ワタクシ、NISAは去年、2020年から始めました。
(つみたてNISAでなく、一般NISAです)
NISAの運用期間は5年間なので2024年の末には、
ロールオーバーするか
課税口座に移管するか
売却するか
を決めなくてはいけないんですよね。
まだ3年以上も先の話なんですが、考えてみました。
基本の話ですけど、NISAのメリットは、
配当金が非課税
売却益が非課税
課税口座へ現在の価格で移管可能
ってことになります。
最後の「課税口座へ現在の価格で移管可能」は、例えばNISA口座で10万で購入した商品が12万になったときに課税口座に移して、その後15万になったときに売却しても、課税されるのは15万−12万で3万円ということです。(5万円でなく)
逆に下がった時に移管すると、その金額で購入したということになるので、売却の際にその分税金がかかってしまいます。
また、6年目の時価が120万円を超えていても、そのままロールオーバー可能です。
さて、私の2020年のNISA口座での、ザックリとした投資額は、
個別株(国内) 20万円
投資信託 100万円
です。
投資信託は国内株式・国内債券・外国株式・外国債券と、いろいろです。
(アレコレ目移りしまして……)
方針としては、できるだけ移管か売却をして、6年目のNISA口座の購入枠を確保したいのです。
そして個別株(国内or米国)を購入したいと思ってます。
個別株の場合
まず、個別株を考えてみます。
私の持っている株は高配当株、つまり配当目当ての株なので、配当の非課税のために、基本的にはそのままロールオーバーするのがいいかと思います。
特に、株価が下がっていた場合には、売却も移管も損になるので、ロールオーバー一択ですね。
また、大幅な減配になったときには、売却か移管をしたほうがいいのでしょう。(6年目のNISA枠のために)
あと、株価が暴騰して、「これは絶対バブル! この後下がるに違いない!」というときには、売却益と配当金を天秤にかけることになるかと。
未来の配当金(10年分なのか20年分なのか)よりも今の売却益が上回るなら、売却を選択します。
(まあその時には「もっと上がるに違いない!」と欲をかいて、なかなか売れないんでしょうけど……)
暴落した場合(市場全体でなく、その銘柄だけ)は……
時期に関係なく損切りしましょう!
(これも「いやまた戻すかも!」とか期待して、手放せないんでしょうけどね)
市場全体の暴落の場合はロールオーバーですね。
いつか株価が戻るのを、ゆっくりと待つとします。
投資信託の場合
次に投資信託です。
こちらも基本的にはロールオーバーですね。
これまでのように右肩上がりなら、売却や移管をするメリットがないです。
価格が下がっている場合もロールオーバーが基本でしょう。
株と同じく、暴騰しているなら(そしてその後下がることが予想できるなら)、利確の意味で売却はアリです。
暴落(個別の商品の)というのは、投資信託ではあまりないかと思いますが、(レバレッジ商品とかではあるかもしれませんが、私は持ってないので)もしそうなったら損切りですね。
市場全体の暴落は、株と同じく回復を待ちます。
あまり動いてない商品、たとえば債権などは、6年目の購入枠を空けるために移管するのはアリですね。
一旦まとめ
まとめると、こんなカンジですね。
結局、移管または売却ができるのは、暴騰の場合を除くとほとんどないです。
そして都合よく暴騰することはほとんどない(笑)
その他の考えなくてはいけない要素
実を言うと……
120万円分の株と投資信託、すでに時価が150万円になっているんですよね。
(ちょうどコロナショックから始めたので、そこそこの成績です)
3年後にあと20万円上がって170万円だったとして、6年目のNISA枠を空けるには
少なくても、50万円以上移管・売却しなければならない
のです。
さらに、2024年からは新NISAになるので、(そうすると、年間の投資枠が122万円に上がるので、上記は本当は50万円でなく48万円)
個別株を購入するには、さらに1階の積み立て専用枠の20万円以上を移管・売却しなければならない
ということになります。
合計で68万円以上。
……無理じゃね?
持っている株が全部(2つしかないけど)減配になるか、暴騰・暴落が起こって移換or売却しても20~30万円ぐらい。
あまり動かないだろう債権を移管するとして、10~20万円ぐらい。
その他は…… うーん(´・ω・`)
あ、でも、もし投資信託の暴騰が起こったら、かなり売却できますかね?
これはだいぶ枠を空けられそうです。
でも上でも書きましたが、 都合よく暴騰するなんてことないでしょう(^^;)
結論
暴騰が起きないかぎり、全部ロールオーバーしとけ!
かなり考えましたが、これが一番な気がします。
6年目 の122万円のNISA枠を、170万円分(予想)使えますし。
6年目 はNISA口座で購入できないけれど、課税口座で買えばいい話ですし。
とは言え、あと3年数ヶ月の間に何が起こるか分かりませんからね。
(市場の暴落や暴騰が起こったり、急に「マンション買う!」と思い立ってすべて売却したり、詐欺にあってスッテンテンになったり)
実際にどうするかはその時に決めるとしましょう。
グダグダな文章を最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ご意見がありましたら、コメント欄へどうぞ(^^)
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