2月にITパスポート試験を受けました。
結果は、一応合格。
(総合評価点で600点以上、分野別で300点以上で合格)
頑張ったわりにビミョーな点数……(´・ω・`)
なぜ受験したかと言うと、会社で「ITパスポート(か、もっと上位の資格)を全員取得すること!」というルールが作られてしまったからです。
私は今年度中が期限だったのですが、なんとかクリアすることができました。
やれやれ。
そんなITパスポートの勉強法や、当日の試験の様子などを記録しておきたいと思います。
ワタシの勉強法
スタートは、会社の福利厚生で受けられる通信教育でした。
テキストが届いて、勉強して、期限までにWebでテストを3回受けて合格すれば修了というもの。
テキストは細かい字でギッチリ書いてあって、見づらくて覚えにくい、正直言ってイマイチなものでした。
(一般発売していないものなので、画像や出版社名は載せませんが)
あと、過去問のアプリ(本番とほとんど同じ画面を体験できる)がダウンロードできて、これはなかなか良かったです。
他に、↓の少し古い版のを持っていまして、こちらのほうがイラストや図が多く、とっつきやすかったです。
(内容は薄めですけどね)
で、通信教育修了後のテスト対策は、
過去問をやって、
間違えたところをテキストを見て、
書いて覚える。
というカンジでした。
(後で書きますが、この方法で良かったのか疑問)
勉強時間は、通信教育をダラダラと80時間ぐらい、試験対策で40時間ぐらい、合計120時間ぐらいです。
試験当日の話
会場は、これまでの(簿記や個人情報取扱主任者試験の)テストセンターとは違うところ。
行ってから分かったのですが、数十人が同じ時間に一斉に受験するのです。
(簿記とかは、皆さん別々の試験を、バラバラな時間で受験する)
流れは、開始時間30分前から受付。
印刷した確認票(スマホのスクショでもOK)と身分証明書を提出、本人確認。
15分前に、荷物をロッカーに入れてゾロゾロと会場へ。
指定の席に座るとA4のメモ用紙とシャーペンが置かれてる。
受験票に記載されているID番号を入力してログイン。
時間になったら試験開始。
制限時間は120分、早めに終了することも可能。
試験終了ボタンを押すか、制限時間切れになると採点されて点数が表示される。
(が、「合格」「不合格」の文字は無し)
……というところ。
試験内容は?
試験問題については、公表してはいけないそうなのでボヤッと書きますが……
難しかった……orz
ちゅーか、知らない用語が盛り沢山でした!
内訳をワタシの感覚で言うと、
過去問にあった問題・60問
テキストには載っている問題・30問
まったく知らない問題・10問
というところ。
時間的には、80分で100問終って、見直しがギリギリ最後まで行けた、というぐらいでした。
過去問で出ていたものも、選択肢の内容が難しくなっていたりして、一筋縄ではいきませんでした。
テキストには載っている(試験後に探したらあった)、というのも、「参考」みたいな欄に載っていたりして、「ここ出すか?!」というカンジ。
まったく知らない問題は、新しい規格や用語だったり、時事ネタだったり。
ワタシの場合、おそらく過去問で取れたのは450点ぐらい、残りはその場の判断とまぐれで取れたのかと。
(幸いなことにワタクシ英語はそこそこ出来るので、初めて見た用語でも答えを推察できるものがいくつかありました)
2022年から始まったという擬似言語問題は2問で、1問は理解できましたが、もう1問は全く分からず……適当に選びました。
勉強方法はどうすれば良かったのか?
ワタシの個人的な感想ですが、
過去問だけではダメ
だと思います。
「過去問だけで合格!」みたいな動画とかサイトとかありますが、私はどうかと思います。
ゴリゴリにやって、「ギリギリ合格か、ギリギリ不合格」というところだと思います。
例えば、「〇〇に当てはまるのはどれか」という問題があって、過去問で3パターンぐらいの正解を覚えても、
4パターン目が出てくるのですよ。
それがだいたい意地悪な選択肢になっているのです。
なので、問題と回答だけでなく、「〇〇」についてまるっと覚えておく必要があるのです。
計算問題も、「似たような問題」は出ても「同じ問題」は出ないし、むしろ一味違う問題を作って出してくるので、過去問だけでは不十分、総合的な計算力が必要です。
擬似言語問題については言わずもがなです。
そもそも過去問が2年分しかないですからね。
数問やったところで、太刀打ちできるものではないです。
じゃあどうすればいいのかと言うと。
過去問をやる。
テキストを全部覚える勢いで読み込む。
計算力を身に付ける。
擬似言語問題は捨てる。(笑)
……でしょうか。
あと、普段からIT関連のニュースや記事を読むとか、自分のネット環境やパソコンのセキュリティなどを見直してみるとか(実践したことは記憶しやすい)、ITに関心を持って知識を広めておくといいかもしれません。
まとめると。
付け焼き刃ではダメ!
コツコツやって下さい!!
ってことかと。
国家試験ですから、そんなに甘くはないです。
(合格率は約50%とのこと)
これから受ける方は、心してかかって下さい!
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