まだ投資を始めていない人が抱くだろう疑問。
いくらお金が貯まったら投資を始めていいのか?
ということ。
ワタクシの場合、そんなことを考えずに始めてしまったのですが(笑)
「ネット証券やNISA・iDeCoがある今、投資してみようかと考えたら」という前提で考えてみます。
借金あるなら、まず返済
最初に、資産がマイナス、つまり借金がある場合。
投資する金があるなら、返済しろ!
です。
一般的にカードローンやキャッシングの金利は高いです。
投資で年数%を儲けるより、そちらの利息のほうが高いと思われますので、まずは返済です。
なので、「住宅ローンで税制優遇が受けられてトータルで得」とか、「奨学金なので金利が安い」という場合には、返済と投資を同時進行してもいいかと思います。
「自分のカーローンは金利3%だから、投資で5%儲ければOKだよね?」
とか思う方がいるかもしれませんが。
毎年ちゃんと5%儲かるかは分からないし、車を買うのにローンを組まないといけない方は少ししか現金を持っていない=生活防衛資金が少ない(次に説明)ということなので、投資よりも返済です。
生活防衛資金はいくら必要?
急に収入がなくなったときのための、生活費用の貯金を生活防衛資金と言います。
この生活防衛資金、最低でも生活費の半年分ぐらいを貯めておくべきだそうです。
その人の家族構成や、家賃などによりますが、独身一人暮らしで生活費が月15万円なら、6ヶ月分で90万円ですね。
それを貯められたら、これまで貯金に回していた分を投資に回せばいいと思います。
勉強として投資を始めてみるのはアリ!
なんですが。
生活防衛資金が目標金額まで達していなくても、
「勉強として投資を始めてみる」
は、アリだと思います。
20代とか、働き始めてまだ数年、という方だと、給料も少ないし、欲しいものやしたいことも多くて、思うようにお金が貯まらないものです。
生活防衛資金の必要な額に達するまでには時間がかかるでしょう。
そうなると、なかなか投資が始められない。
複利の投資は時間が味方ですから、できるなら早めに始めた方がいい。
なので、
超少額でとりあえず投資してみる
のはいいと思います。
月1,000円とか2,000円とか、つみたてNISA(2024年からは新NISA)で積立投資をしてみると、とても勉強になると思います。
日々評価額が増減するのを眺めるのは、心の鍛錬になりますし、
1年でこれだけ増えた!
とか、
1年でこれしか増えなかった!(減った)
とか、いろいろ思うでしょう。
その結果、
「もっと投資額を増やしてリターンを増やそう。
節約して、給料も増えるようにがんばろう!」
と思うか、
「全然儲からないし、上げ下げするたびにハラハラするし、もう投資はやめよう……」
と思うか、どちらでも実践してみての判断なので、価値があると思います。
まとめ!
まとめると、
投資を始めるのは、最低でも生活費6ヶ月分の生活防衛資金を貯めてから。
でも、勉強のために少額で投資してみるのはあり
です。
ただし、借金のある場合はそれを返してから、が大前提です。
(超低金利の借金を除く)
参考になれば嬉しいです。
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