以前、「老後資金として60歳までにいくら貯めればいいのか」というシミュレーションをしてみました。
そのときは、
○1ヶ月の生活費は15万円
○60歳から65歳はidecoを取り崩す。(約500万÷60ヶ月=8.25万円)
○65歳からは年金を貰う。(月約8万円)
という想定で、
●足りない分(月約7万円)を投資信託の運用益や株の配当金で充てる場合、60歳の時点でいくら必要か?
というを計算して、出た結果が2,100万円でした。
(年利5%、税引後4%)
詳しくはコチラの記事をどうぞ。
あれから約1年経って、違う考え方も出てきました。
上記だと投資の元金は取り崩さず、死んだときには2,100万円分の金融資産がまるっと残ることになります。
また、60歳にiDeCoが終了して受け取った500万円を、使い切るまで現金で持っていることになります。
……もったいなくね?(´・ω・`)
ということで、新しい戦略を考えてみました。
○生活費は同じく月15万。
○60歳でidecoを受け取る(約500万円)。
○その500万円も投資に組み込んで4%(税引後)で回しつつ、金融資産も取り崩していく。
○65歳になっても年金は貰わず、繰り下げ受給する。
○75歳までは投資の利益+金融資産の取り崩し。
○75歳から年金を貰う。
(75歳まで年金の繰り下げ受給をすると84%上乗せになり、月147,200円、ほぼ15万円)
というものです。
つまり、60歳から金融資産を取り崩し、75歳には使い切って、それ以降は年金のみで生活するという計画です。
この場合、60歳時点で必要な投資商品の金額は、
2,030万円。
このうち500万円はidecoを充当することになるので、それを引くと……
1,530万円!
おっと、だいぶお安くなりました。
今の調子で貯めて、かつ投資で増やしていけば、問題なくクリアできそうです。
というより、だいぶ上回れそう。
なら……
早期リタイアしてもいいですか?(^ω^)
という話はまたそのうち。
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