外貨預金もひとつの投資法

お金

ワタクシ、かれこれ15年ほど外貨(定期)預金をしております。

株や投資信託に比べると、あまり人気がない外貨預金。
(リベ大の両学長も非推奨なんですよね……)
確かに外貨預金で得られる利益は、 高配当株の配当や売却益、S&P500の運用益に比べると少ないですが、投資のリスク分散の一つの選択肢としては悪くないと思います。
そんな外貨預金のメリット・デメリットを、外貨預金歴約15年の経験者として書きたいと思います。
(使用している表などは、すべて新生銀行HPのものです)

外貨預金のメリット① 金利が高い

外貨定期預金、特にニュージーランドドルやオーストラリアドルは、日本に比べてはるかに利率が高いことが魅力です。

外貨定期預金の金利の例です。

日本円の定期預金だと、高くても0.02%ぐらいなので、比べ物にならない高金利ですね(^^)

外貨預金のメリット② 低リスク

外貨ということは、日々価格が変動するのですが、株価のように急激には動きませんし、株は最悪の場合0になりますが、外貨はそこまでにはなりません。
(後述しますが、「そもそも選んだらダメ」な外貨もあります)

外貨預金のメリット③ 為替差益で儲かるかも

対象の外貨が安いときに購入して、高くなったときに売れば、為替差益の恩恵を受けれます。
例えば1ドル100円のときにドルを購入して、日本円に戻す際に1ドル120円になっていれば、1ドルあたり20円の儲けになります。

外貨預金のデメリット① 為替変動のリスク

さて、次はデメリットです。

メリット③の反対で、外貨が高いときに買って、低いときに日本円に戻したら、当然元本割れします。
つまり購入するのにも売却するのにも、時期を選びます。

外貨預金のデメリット② 為替手数料が取られる

円→外貨、外貨→円に交換するたびに為替手数料が発生します。
為替手数料はレートの中に含まれています。

「TTSレート」が購入するときの価格、「TTBレート」が売却するときの価格です。

外貨預金のデメリット③ 中途解約できない

基本的に外貨定期預金の解約はできません。
(新生銀行の場合)

とのことなので、余剰資金のみを預けましょう。

外貨預金の始め方① 口座を作る

さて、始め方です。
まずは利率のいい銀行を探して口座を作りましょう。
私が使っているのは新生銀行です。
利率がとても高く、手数料はお安いです。
(キャンペーンなどもやってます)
他の銀行もいろいろ調べてみたのですが、新生銀行よりも高い利率の銀行は見当たらないです。
(もしあったら教えてください!)

利率を比較する際に気を付けないといけないことは、

「短期の金利に引っ掛からないこと」

です。
「1ヶ月もの、年利6%」とかいう広告がありますが、1月にしたら0.5%で、その後は年利0.1%とかいう雑魚な(笑)商品もあります。

最低でも1年、できればもっと長く設定されている商品の金利を確認しましょう。

外貨預金の始め方② 通貨を決める

利率がいいとされているのは、ニュージーランドドルかオーストラリアドルです。けど最近はオーストラリアドルの利率ははイマイチなので、私は今はニュージーランドドルの定期預金しかしていないです。

ここでも注意点が。

「インフレの激しい通貨を選んではならない」

です。
具体的に言うと、トルコリラや南アフリカランドですね。
利率が高いので目に付きますが、それ以上にインフレ率が高すぎて、日本円に換算するとどんどん減っていきます。
米ドル・ユーロ・オーストラリアドル・ニュージーランドドル・英ポンド・カナダドルあたりの、無難なものにしておきましょう。

外貨預金の始め方③ 定期預金を申し込む……前に

通貨を決めて、余剰資金も用意して、いざ申込み!の前に。

「今、その通貨は高いか安いか」

を見極めましょう。
その通貨のレートのチャートを見ればいいですね。

……高い(>_<)

ワタシ的には、ニュージーランドドルは75円以下ぐらいじゃないと、買う気が起きませんかね〜

他の通貨も現在(2021年11月)は高いので買い時じゃない、始め時ではないと思います。

「ここまで読ませておいて、やるなだと?!」

とお怒りの方、スミマセンm(_ _)m
でもいい時期に始めてこそ、いいリターンが得られますので。
円高→外貨安になった頃に、もう一度読みに来ていただければ幸いです(^^)/

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