一般NISAとつみたてNISA、どっちが多い?

NISA

私は、NISAは一般NISAをやっています。
つみたてNISAじゃなくて。
理由は、NISAを始めようと考えたときに、年120万×5年間、合計600万出せると思ったからです。

が、投資系のYouTubeとかブログとかを見ていると、
「投資信託ならつみたてNISA(とiDeCo)をやれ!」
という動画や記事が多くて、一般NISAをおすすめしているものが少ない気がするんですよね。

皆、つみたてNISAをしてるのか?!
私も、つみたてNISAを選ぶべきだったのか?!
と不安になってきたので、調べてみました。

「一般NISAとつみたてNISA、どちらを使っている人が多いのか?」

一般NISA・つみたてNISAの口座数

答えはすぐに分かりました。
金融庁のHPに資料がありました。

NISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について:金融庁 (fsa.go.jp)

数字では伝わりにくいので、グラフにしてみました。

(「投資利用枠が設定されている口座数」の詳しい説明がないのですが、「ちゃんと利用してる口座数」つまり「実質的な一般NISA口座数」と解釈しています)

一般NISAとつみたてNISAの口座数

一般NISAの圧勝!!

あら、ビックリ。
一目瞭然ですね。

20歳代はつみたてNISAのほうが多くて、30歳代はほぼ同数、40歳代以上は一般NISAが大多数。
まあ当然と言えば当然ですかね。
20・30歳代の、まだ貯金も少なく、使うお金も多い若い人たちが投資を始めるのに、まずはつみたてNISAを選択。
すでにある程度の預貯金がある40歳代以上の方は、一般NISAを選択、と。
30歳代ぐらいで、つみたてNISAから一般NISAへの切り替えてる方もいそうですし。
(逆も可能ですが、普通はしないですよね。
「月10万円は無理だった! やっぱりつみたてNISAに変える!」
という方は多少いるかもしれませんが)

つみたてNISAをオススメしている人が多いのは、「今から資産運用を始める? じゃあまずはつみたてNISA!」ってことですかね?

一般NISA・つみたてNISAの買付額

だいたい想像がつきますが、

「それぞれの買付額はいくらなのか?」

もグラフにしてみました。

一般NISA・つみたてNISA 買付額

そうなりますよね(笑)
つみたてNISAは年間40万円ですし、スタートしたのが2018年1月からなので(一般NISAは2014年1月)、そこから始めていても約140万円ですから。
にしても、20代で一般NISAを選んだツワモノ、凄いですなぁ。(平均でも165万円は買付けしてますね)

人口に対するNISA口座開設者割合

と、ここまで来て、ちょっと気が付きました。
そもそも、

「全人口(20歳以上)に対してNISA口座を開設している人の割合は?」

というわけで、総務省のHPから年代別人口の資料を見つけてきましたので、またまたグラフにしてみました。
(令和3年7月報のPDFより)

統計局ホームページ/人口推計の結果の概要 (stat.go.jp)

人口に対するNISA口座数

あらー、少ない……

多くても60歳代の16%です。
一般NISAもつみたてNISAもしていない人が大多数。
それに比べたら、「 一般NISAか、つみたてNISA か」は小さい話ですね(^^;)

結論としては……
「若い人はつみたてNISA、お金あるなら一般NISA、悩んでる人にオススメするならつみたてNISA」
ってコトでしょうか。
かつ
「NISAしてない人が85%以上」
NISAしているだけで、「増やす力」は上位15%に入れると思っていいですね(^^)
(NISAはしないで、不動産投資とかでガンガン増やしている稀有な方は置いといて)

グラフなんてほとんど作ったことがないので、見辛かったらすみません。
ご意見などありましたらコメントくださいませ!

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