【旧NISA】つみたてNISA・一般NISA どちらを選ぶのが正解だったのか?

NISA

2024年になり、新NISAが始まりましたが。
今更ながら、「旧NISAはつみたてNISAと一般NISAのどちらを選んだほうが良かったのか」を考えてみました。

新NISA制度が発表されてから、
「つみたて(一般)NISAじゃなく一般(つみたて)NISAにしておけば良かった」
と後悔した方もいるのではないでしょうか?
どういう投資の仕方だと後悔することになったのかを、考えてみたいと思います。

前提として、投資した銘柄は「つみたてNISAで購入できるファンド」であるとします。
(個別株やETF、レバレッジ商品などは、一般NISA限定なので)
一応書いておくと、つみたてNISAは年40万円まで×20年(合計800万円まで)、一般NISAは年120万円まで×5年(合計600万円まで)です。

つみたて・一般NISAの選択と投資額

つみたて・一般NISAの選択と投資額の組み合わせは、次の4つに分類できるかと思います。

①つみたてNISAで毎年40万円以下の投資だった。
②つみたてNISAの毎年40万円投資し、特定口座でも投資した。
③一般NISAで毎年40万円以下の投資だった。
④一般NISAで毎年40万円以上投資した。

①はつみたてNISAで正解。
新NISAと併用して20年間保有可能です。

②は、「一般NISAにしておいたほうが良かった」ですね。
特定口座から新NISA口座に移す(いったん売却して買い直す)場合に、利益に対して約20%の税金を取られてしまいます。
一般NISAなら非課税だったのに……もったいないです

③は、「つみたてNISAにしておいたほうが良かった」ですね。
(「40万円以下しか投資できないのに、なぜ一般NISAにしたのか?!」とツッコミたくなりますが、きっと始めるときにはもっと投資できる予定だったのでしょうね)
つみたてNISAなら20年間保有できたんですけど、5年で売却するか特定口座に移管しないといけません。
これももったいないです。

④は一般NISAで正解、です。

一番の後悔パターンは?

ということで。
もったいないのは②と③ですが、③は新NISA口座にササッと移せば殆どノーダメージ、②は税金を払わなければならないので、一番の「こっちを選ぶべきじゃなかった」パターンですね。

が、本当に残念なのは、
「NISA口座を開いたのに、投資しなかった」
パターン。
そういう方、けっこう多いそうです。
「そもそもNISAをやっていない」は論外ですけどね。

まあ、旧NISA制度に比べて新NISAはかなりお得になりますから、多少の損は許容して、どんどん活用して参りましょう!

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