先日、簿記2級(CBT)に合格いたしました。
受験1回目の不合格と2回目の合格のエピソードは、コチラの記事をどうぞ。
その合格にいたるまでの勉強法などのアレコレを、「あー、ワタシよく頑張ったー!」という苦労の思い出とともに書きたいと思います。
使ったテキスト
もともとは大原の通信教育(会社の福利厚生で、無料で受けられる)で勉強しました。
(簿記2級の勉強を始めたときの話はコチラ↓)
それが終わったあとに試験対策用に買ったのが、コチラの本です。
いいところは、
○問題と解答用紙が外せて使いやすい(解答の解説だけが残る)
○安い(1,540円)
○イラストが可愛い
○「スッキリ」シリーズを使っている人には、揃ってていい(かも)
イマイチなのは、
●問題数が少なめ(本が9回、ネット試験の模擬問題が5回の計14回分)
●A5サイズで小さい(老眼入ってきたオバサンにはツラい……)
問題数、買うときは「14回分もやれば十分でしょ!」と思ったのですが、簿記2級の広い範囲&問題のバリエーションの多さをカバーできていないようです。
しかも14回分と言いながら、本とネット試験で同じ問題もあるので、実際には12回分ぐらいです。
それでも全ての問題を覚えこめていれば、合格はできたのでしょうけど……
(すでに2023年度版も出版されていて、そちらは本とネット試験は違う問題だそうです)
で、1回目で落ちた後に買ったのがコチラ。
「スッキリ」がTACだったので、別の出版社の本にしようかと思っていたのですが、比較検討の結果、同じTACのコレに。
いいところ。
○問題数が多い(本10回、ネット試験12回、計22回)
(ただし、やはり本とネット試験で同じ問題あり)
(「スッキリ」とも同じ問題あり。過去問だからしかたないですが)
○巻頭に「攻略テクニック」が載っている(直前に見るのにイイ!)
○A4サイズ
イマイチなところは、
●問題が外せない(解答用紙は外れる)
●価格がお高め(2,420円)
「スッキリ」に比べて、こちらのほうが難しい問題がちょいちょい入っている気がします。
ワタクシ的には、最初からこっちを買っておけば良かったですね。
そうしたら1回で受かっていた……かどうかは分かりませんが(^_^;)
勉強方法&勉強時間
通信教育は、商業簿記・工業簿記で2回ずつ計4回のテストを提出する方法。
週末にチョコチョコやって、約半年で終了しました。
試験勉強は、ひたすら問題を解いてました。
「スッキリ」は紙もネット試験も二巡ぐらいやりました。
「本試験問題集」は、紙は一巡して、ネット試験は半分ぐらい順番にやって、後半は「ランダム出題」で苦手な問題を選んで解いてました。
勉強時間は、ざっくりと
大原の通信教育で150時間
1回目の試験勉強が80時間
2回目が70時間
の、合計で300時間ぐらいです。
平均は250~350時間だそうなので、普通ですね。
期間としては、約10ヶ月です。
試験の前の1ヶ月(×2)はゴリゴリに勉強しましたが、その前はダラダラやってましたね。
(3級は最初から最後までダラダラでも受かりましたし……)
弱点の攻略法
これだけ勉強しても最後まで理解できなかったのが、連結決算……(>_<)
やることどれだけあるんだ、っちゅー。
2回目の試験間際には覚えることを放棄して、部分点(買掛金と売掛金の相殺とか、のれんの償却とか)を確実に取るほうにシフトしました。
20点のうち、8点ぐらいは取れるように、と。
まあ、結果的には試験に出なかったのですが。(ラッキー!)
あと、私の弱点というか欠点が、
問題をちゃんと読んでない
ということ。
問題文に「○○法で」と書いてあるのを読み飛ばして進めてしまう、そして間違える、ということが度々ありました。
1回目の不合格の後は、
問題をちゃんと読む
見直しをする際にも、ちゃんと読む
を徹底するようにしました。
これで失点は防げたはず。
というところが、私の簿記2級の勉強のアレコレです。
これから勉強・試験に挑まれる方の参考になれば幸いです。
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