40代・50代でも、iDeCoは始める価値あり!

お金

退職金の話でチラッとiDeCoをやっていると書きましたが、詳しい話をしたいと思います。

iDeCoは自分で作る年金です。

iDeCoは、積み立てて運用したお金を60歳以降に受け取れる、自分で作る年金です。

メリットはなんと言っても節税効果で、例えば課税所得300万の会社員が月23,000円、年間276,000円積み立てた場合の節税額は55,200円になります。
最初の申込みや証券口座開設などは面倒ですが、1回設定してしまえば、上記の例だと毎年5万円以上お得になるのです!!
(退職したりすると、また手続きが発生するわけですが……)

そして複利の効果です。
月23,000円を3%複利で20年間積立てると、

元金計 5,520,000円
利息計 2,016,819円 
合計  7,536,819円

になるのです!!!!
(3%は低めに見積もった利率です)

……と、この辺りは証券会社のサイトなどでも書かれているところですが。
私は、最大のメリットは他にあると思っています。

iDeCoを始める、最大のメリット

それは、「資産運用」「投資」を知ることができることです!

「資産運用や投資なんて、お金の余裕があって経済とかの知識がある人しかできないし、証券会社なんて敷居が高すぎる!」と以前の私は思っていました。
が、何かの本に「iDeCoは庶民こそやるべき!」のようなことが書かれているのを読んで、証券会社の資料を取り寄せてみたら、とりあえずかなりお得なのは分かりました。
そして一連の手続きをして、どのファンドを買うべきかを考えました。
株なのか債券なのか、日本なのか米国なのかその他なのか。
手数料を比較して、人気ランキングやチャートを眺めて、とりあえず購入の設定。
その後購入したファンドの上がったり下がったりや、資産配分のグラフとかを見ていると……

もっと手を広げたくなるんです!!!

(私の場合、企業年金があったので、月12,000円、一年で144,000円しか積立てられなかったということもありますが)
なので、次にNISA(一般)を始めました。
そこから投資信託だけでなく個別株も買い始め、NISA枠が足りなくなって特定口座でも購入して、今は米国株に手を付けたところです……

40代、50代だからこそ始めましょう!

話を戻しまして……

iDeCoのメリットは、節税効果・複利などの金銭的なことプラス、投資の知識が身に付き、自身の資産運用の助けになることです。

40歳だと20年、50歳だと10年しか積立てする期間がないので、若い人たちと比べると金銭的メリットは目減りしますが、なんとなく見えてきた「老後」の前に資産運用の知識を付けておくことは、数字では表せない価値があることだと思います。
たまに、「退職金を投資で増やそうとして、結局減ってしまった」なんて話を聞きますが、先に投資の知識を身につけておけば、そういったことは防げると思います。
(これは証券会社の口車に乗って?言われるままにお金を投入したパターンかと思いますが……)

もちろんデメリットもあります。
大きなものを挙げると、

60歳まで引き出せない
手数料がかかる
元本割れの可能性がある
専業主婦(夫)などは節税効果が低い

などになります。
始める前にはご自身の状況を整理したり、各証券会社のHPのシミュレーターなどを使ってみたりして、よく検討してみてください。

ご意見などございましたら、コメントいただけると嬉しいです!

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